韓国なんて要らない(謝罪しません)

いずれは断韓すべきと考えている、韓国批判ブログです。「親韓派とのディベートに勝てる」、理性的な記事を目指します。タイトルは話題になった週刊誌から。ただし、私は謝罪いたしません。

GSOMIA破棄に関する韓国参謀長のコメント・韓国軍はおバカさんのパラダイス?

おそらく、ここを読んでおられる方は
みなさん気づいておられるとは思いますが
私は若いと言える年齢ではありません。
それもあって
今の「若い」方々のような口汚い言葉は
なかなか使いにくかったりするのですが


今日ばかりは、あきれ返りました。
品がないのは百も承知で書きたくなりました
韓国軍は
おバカさんのパラダイスですか?


きっかけは今日のニュース
韓国のパク・ハンギ合同参謀本部議長の
GSOMIA破棄に関するコメントです。


まず、そのまま無断転載いたします。
「来月終了されれば、
 日本がGSOMIAの必要性を
 切実に感じることになるだろう」
「しかし11月22日まで
 GSOMIAの約定期間が有効である。
 それまでは日本と積極的な
 情報共有をしていく」
「その過程を経れば、日本側で
 GSOMIAがどれほど日本に必要なのかを
 より深く感じるきっかけになると思う」


参謀本部といえば
作戦立案をメインの職務とする
いわば、軍の中の頭脳に当たる職場です
入りたくても、なかなか入れる部署ではありません
その、頭に超のつくほど優秀なはずの人が
なんという現実無視
自分を過大評価した
うぬぼれきった認識でしょう。
世界の軍事情勢をこれほど歪んでとらえることしかできない人が
国軍を動かせる立場にいるとは
あきれた、というよりも
うすら寒いものを感じずにはいられません。


そもそもGSOMIAの実効性は
あまり高いものではありませんでした。
2016年11月の発効以来
これまでに交換された情報はわずか30件
年間10件情報が平均です。
これでは、とうてい情報協力関係と
呼べたものではありません。


さらに、情報機関は
情報を取得する能力、分析する能力の二つで
成り立っているのですが
韓国は、この能力のどちらをとっても
かなり見劣りがします。
ほとんど存在感が無いと言ってもいいくらいです。


この力がずば抜けているのは、
Five Eyes(ファイブアイズ)と言われる
米国、英国、カナダ、豪州、ニュージーランド
おまけに、この五か国は
UKUSA協定を結んで
お互いの情報をデータベースにプールして
自由にアクセスして各国の情報を
閲覧できる仕組みを作っています


日本の情報組織のランクは
ほぼ、この次のランクにあたります。
東アジア全域にわたって、
日本が情報面でアメリカを支えているのが現状です。


なので、Five Eyesの枠組みに
日本も参加させてSix  Eyesとすべきだという意見や
アメリカ、イギリス、日本で
新しくThree Eyes(スリー・アイズ)を
作ってはどうか、とも言われているくらいです


ですから
GSOMIAには実用的な意味は
初めから、一切ありませんでした。
あったのは、象徴的な意味です。
つまり
「韓国は日本やアメリカと親しいですよ」と
アピールする、という意味合いしか
ありませんでした。


もうひとつ、
韓国にとって、GSOMIAは
こうしたトップレベルの情報に接することのできる
いわば、「パイプ」の役割でした。
なので、GSOMIAを結んで欲しいと
五年越しで日本に頼んできたのは
韓国のほうでした。
日本はかなり渋っていたのですが
最終的には、アメリカのとりなしで締結した、
という、「歴史」があります。
このGSOMIAを自分から捨てたのは、韓国のほうです。


この状況で、
「後悔するのは日本の方」とは
良く言えたものだと思います。
ついでに言えば
11月まで情報共有、と言いますが
北朝鮮の情報をもらいに来たのは韓国の方で
日本ではありません。
正確に、
「11月までは日本に対して積極的に
 情報をもらいに行く」と
言い換えた方が適切だと思います。


第二次世界大戦の日本の敗戦をひくまでもなく
三国志の昔から
自分の兵力と、相手の兵力の
客観的な比較は、軍事の初歩中の初歩のはずです。
軍事は特に、
一歩誤れば、国を滅ぼしかねない
重大な活動ですから
何より客観性のある人が率いなくては
危なくて仕方がありません
なのに、軍の中で一番、賢いはずの参謀長が
現実無視の自国万歳をしていられるとは
能天気にもほどがあります


モンジェインのおバカさんがうつったのか
とうとう韓国軍まで
おバカさんのパラダイスになってしまったのでしょうね