韓国なんて要らない(謝罪しません)

いずれは断韓すべきと考えている、韓国批判ブログです。「親韓派とのディベートに勝てる」、理性的な記事を目指します。タイトルは話題になった週刊誌から。ただし、私は謝罪いたしません。

韓国の大学教授が「慰安婦の強制連行なし」と言ったら…

このところ
愛知で行った、慰安婦像の展覧会として悪名高い
「表現の不自由展」に
文部科学省が、補助金を出さないことになったというので
またまた、極左のお得意の
「表現の自由の弾圧」論が出てきていますが
この人たちは、むしろ、こちらに抗議してはどうかと
思うようなニュースが飛び込んできました。


韓国のヨンセ大学のリュ・ソクチュン教授が
大学で、慰安婦について
「日本が強制連行したとの記録はなかった」
「日本は慰安婦の直接的加害者ではない」
「(売春婦と)似たようなもの」
「貧しさゆえの、
 やむを得ぬ事情での選択だったと」
講義しました。


日本では、これは常識です。
強制連行の記録は一つも見つからず
(戦時レイプはあったようですが
 レイプ犯は軍法会議で処罰されています
 明らかな軍法違反であり、犯人が悪いのは言うまでもありませんが
 日本軍の責任とはできないと思います)
慰安婦は業者が行っていた「商売」で有料
決して安くはない額をとっていたうえに
その業者には、朝鮮半島出身者も
(当時の法律では「日本人」ですが、
  今は「韓国人」となっている人たちですね)
少なくはありませんでした。
すると
慰安婦の加害者は、慰安婦を集めて
慰安所を作った業者であり
少なくとも、ただの客でしかない
日本兵ではなさそうです。


この講義中に学生が
「慰安婦の被害者が自発的に行ったということか」と質問すると
教授は「知りたいなら、
一度(自分で研究を)してみますか」と答え
教室は爆笑に包まれた、とも報道されています。


もともと、歴史に関しては
文献と証拠に基づいて
「何が真実か」を探るのが歴史学です。
慰安婦の強制連行も
おかしな感情論を入れずに
「真実かどうか」だけを文献に基づいて
緻密に探っていくべきでした。
その結果、裏付ける資料が見つからないときは
「事実はなかった」「その仮説は間違いだ」と判断するのが
歴史学の常識です。


慰安婦も、歴史学の一つとして
アカデミックに判断すべきでした。
政治や外交も、この正確な判断を待って
この判断に基づいて行うべきでした。


そして、少々おそまきながら、韓国でも
同じ判断が行われました。
しかも、
「大学」で「大学教授」が「講義」で行ったことが
とても大切です。
なぜなら、これは
「学問の自由」が保障される典型例ともいえる場面だからです。
「学問の自由」は「表現の自由」の一場面
特に侵害されやすく、特に大切なので
特別に項目立てをされた、大学での自由な研究を保証する
基本的人権の一つです。
学問的な意見を戦わせるのなら構いませんが
「研究をしたこと」「研究内容を発表したこと」で
処罰をされることは、人権侵害として
自由主義をとっているどの国でも、決して許されません。


ところが、この講義内容は猛反発を食らいました。
反発したのが、アカデミックな立場の人なら
まだわかっるのですが
反発したのは
大学の学生自治会(この人たちは、資料を読んだのでしょうか)
同窓会(いったい何の関係があるというのでしょうか)
この人たちの主張を、無断転載いたします
「人類史上、最も醜悪な国家暴力の被害者(元慰安婦)を
 『自発的売春』などと罵倒し、あざ笑った」
ついでに、教授の罷免も要求しました。


それだけではありません。
市民団体は名誉毀損・虚偽事実流布・セクハラで
教授を刑事告発
検察は27日、警察を通しての捜査に着手
大学も調査に乗り出し、
この教授の授業は中止させられています。


学者が、正式な資料に基づいて行った
自分の研究を発表しただけで
刑事告発、有罪なら刑務所に行かされる
自由主義国家で、こんなことがあってもいいものなのでしょうか


日本で、表現の自由をガタガタと言っている
生ぬるい方々は
補助金などでもめているより先に、
海を越えたところで、ここまで苦しんでいる教授を
「表現の自由」「学問の自由」で
助けて差し上げたらいかがでしょう
この教授の方が、もっとせっぱつまって、
苦しい思いをしているように思うのですが