韓国なんて要らない(謝罪しません)

いずれは断韓すべきと考えている、韓国批判ブログです。「親韓派とのディベートに勝てる」、理性的な記事を目指します。タイトルは話題になった週刊誌から。ただし、私は謝罪いたしません。

海上自衛隊が観艦式に韓国を招待しないことの意味

毎日必ず、何かニュースの起きる
韓国ですが
今日は日本発の韓国がらみのニュースです。


日本政府は来月の14日に
相模湾で行う海上自衛隊の観観式に
韓国海軍を招待しないと発表しました。
最終の判断をしたのは自衛隊と防衛省
直接の理由は
「招待するための環境は
 十分に整っていないと判断したから」とのことでした。


ニュースとしての取り扱いはあまり大きくはありません。
ですが、この裏にある「メッセージ」は
相当に深刻なもの、と言わざるをえません。


そもそも、海上自衛隊の「観艦式」とは何か、説明しましょう。
これは、3年に1度しか開かれない、海上自衛隊の一大イベントです。
式典の内容としては、自衛隊の最高指揮官である
総理大臣が自衛艦を観閲、
つまり、自衛艦を「見に来る」イベントがメインですが
(実際は、総理大臣で艦船のことを
 良く知っている人はほとんどいないので
 軍隊じみた「観閲」という感じはあまりしません
 むしろ「見学」と言った方が正しいのですが)
実際は、むしろその影の効果の方が
比べ物にならないほど重要です。


どんな「効果」があるのかというと


 ① 自衛官の士気があがる
    まあ、これは当然ですね
    「国防」の最前線である最新の艦隊のパレードですから
    言ってみれば、パリ祭の軍事パレードで
    フランス軍の士気が上がったり、誇りが持てたりするのと
    同じ理屈です


② 国民に海上自衛隊に親しんでもらう
    自衛艦船のパレードだけではなく 
    民間人を護衛艦(本物です)に乗せて、クルージングをしてくれる
    「体験航海」のイベントまであります。
    今年も、確かまだ体験受付中だったと思います。
    ご興味のある方は、ぜひどうぞ
              ちなみに、無料です


③ 国際親善や防衛交流の促進
   実は、これが一番大きな「効果」と考えられています。
   自衛隊は平和維持活動などで
   他国と強調することが予想されていますから
   平時から、同盟国や友好国と親しい間柄になっておく必要が
   どうしてもあるわけです。
   現場で協力する相手どうしが
   顔見知りであるかどうかだけでも、
   実際の活動を行う際には、かなりの影響があります。


国際親善、防衛交流を考えれば
北朝鮮の脅威をともに受ける立場にある
日本と韓国は、一番先に観艦式に招待すべき国
同じ歩調をとらなくてはいけない、同盟国のはずです。


それが、「環境が整っていない」
つまり、「同盟国と考えることはできない」と言っているのと同じことです。
理由は、たくさんあります。
経済的には、徴用工の異常判決が一番致命的なのですが
防衛ということ考えると
GSOMIAの破棄と、何と言っても
自衛隊機に火器管制レーダーを照射したことが決定打でしょう。
特に、レーダーの照射は
実弾を発射する前に、弾を外さないためにする
いわば、「準備運動」です。
レーダーを打って来て、謝罪もしない相手を
背後を預けあう同盟国とは考えられない、と思っても
当たり前のことでしょう。


そのうえ、韓国は自衛隊旗である旭日旗を
掲げないように要請してきたこともあります。
これも、たとえてみれば、甲子園の入場行進で
「校章のデザインが悪いから
  旗を持ってくるな」というようなもので
相手のプライドを傷つける、非常識な要求でした。


戦後最低と言われるほど冷え込んでいる日韓関係ですが
ここまではっきりと
「今の貴方を同盟国とは思いません」と
三行半を突きつけるとは
防衛省、自衛隊、そして、当然ながら
その上にあり、統括している日本政府
かなり、思い切りましたね


ニュースとしての取り扱いは小さいですが
大きなニュースだと思います