韓国なんて要らない(謝罪しません)

いずれは断韓すべきと考えている、韓国批判ブログです。「親韓派とのディベートに勝てる」、理性的な記事を目指します。タイトルは話題になった週刊誌から。ただし、私は謝罪いたしません。

疑惑の玉ねぎ男、チョググを法相にせざるをえないワケ(1)

しばらく書けなかったチョググの話です。


もうすでに、日本でも
ワイドショーのネタの常連と言っていいくらいの
次から次へと疑惑が出てきます。
まるで、むいてもむいても皮の出てくる
タマネギのようなので
韓国で「タマネギ男」とあだ名のつけられた人物ですが
(それにしても、韓国で付けるあだ名は
 「ナッツ姫」なら、「タマネギ男」やらと
 妙にかわいらしいものが多いですね
 内容はかわいさのかけらもないようなシロモノですが)


疑惑の内容は、娘の大学不正入学からはじまり
妻の文書偽造、息子の徴兵逃れ、
兄弟のファンド、母親の学校経営と
家族全員が何らかの疑惑にかかわっているという
範囲も広く、動いている金額も大きい、かなり根の深いものです。


にもかかわらず、モンジェインはチョググを任命
しかも、法律担当の「法相」というのですから
まるで手の込んだ皮肉のようでもありますが
実は、これには深い理由があります。


それは、チョググがモンジェインと同じく
極左で親中国、親北朝鮮の考え方をしており
強い反日思想の持ち主だからです。


これは、チョググの経歴からも明らかです。
チョググは大学を卒業後、
大学に残って働いていましたが、そのかたわら
左翼団体である南韓社会主義労働者同盟のメンバーとして活動し
国家保安法違反で逮捕され
執行猶予はついていましたが、有罪判決を受けています
ちなみに、モンジェインも左翼活動で逮捕されていますので
二人はこんなところまで、良く似ています。


その後、モンジェイン政権のもとで
民情首席秘書官に抜擢されると、
イミョンバクとパククネという
前任の大統領二人を不正を行ったと
徹底的に追及してきました
(「タマネギ男」が知れ渡った今となっては
 何とも皮肉ですが)

ちなみに、この二人は保守派
つまり、モンジェインの反対派です


日本が三品目の輸出を決めると
民情首席として連日、Facebookで反日発言を繰り返しました
一番有名なものを一つだけ
無断転載させていただきます。
私の発言ではないことがわかりやすくするために
色を変えて紫で書きます
 1965年以降の一貫した韓国政府の立場と、
 2012年および2018年の大法院判決を
 歪曲、非難、売りわたす韓国人は当然
 『親日派』と呼ばなければならない。 〔7月20日、チョググFacebook〕


ちなみに、韓国語の「親日派」とは
日本の「売国奴」「国賊」と同じ意味の
強い罵倒です。
つまり、政権の第一秘書官が
「徴用工判決を批判する韓国人は非国民だ
 国民すべてで弾圧しよう」と
Facebookにのせているわけです

日本だったら、あっという間に大炎上
すぐに辞任に追い込まれているでしょう
モロに「表現の自由」の「政府による弾圧」ですが
韓国では、こういう発言が
国民に支持され、特に若者に受け
こういう人が法相をしているわけです。


現在、モンジェインは
政界、財界、裁判所、マスコミなど
あらゆるところの人事に手を回し
反対派を追い払ってきました

日本で言う最高裁判所の判事の話は、以前書いた通りですが
そのほか、政府寄りの「ハンギョレ新聞」まで
政府寄りの記事しか書かせてくれないと言って
若手記者が反乱を起こしたほどです。
ですが、その中でただ一つだけ
モンジェインの思い通りにならないところがあります。
それが、検察です。


検察と言っても
日本の検察とはかなりシステムが違います。
日本では、警察が捜査をし、犯人を取り調べたあとで
犯人を起訴するかどうか、という段階になるまで
検察はでてきません。
ですが、韓国では一番最初の捜査の指揮から
検察が行います。

誰を、何の容疑で、どこまで操作するかは
すべて検察が決めています
なので、検察の持っている力はかなり強力です。
パククネの捜査のように
政治に強く影響を及ぼすこともありますし
ときには、政権にとどめをさすこともできます


モンジェインとしては
この強い権力を自分の言いなりにさせておかなくては
到底、安心することはできません。

韓国の大統領は
退職するとたいてい、在職時の疑惑を追及されて
投獄や、場合によっては自殺など
かなり悲惨な目に合っています。
モンジェインもそうならないとは限りませんし
何より、目標にしている2045年までに
北朝鮮との統一を果たすためには
韓国はずっと、

反日・左翼政権のままでなくてはいけません。
これを、検察に崩されては、大変に困ります。


実際、検察を自分のコントロール下に置こうとしました
具体的には、モンジェインと対立する保守派の元大統領
パククネの捜査を指揮した
ユンジェインを検察のトップに抜擢し
いわば、「自分の手下」にしようとしたものの
この、ユンジェインという人は
なかなかの人物で
「人に忠誠を誓わない」と言い放ち
その言葉のとおり
誰が大統領でも忖度せずに
どこまでも法と組織を守り続けています
ですので
疑惑のチョググが法相という、自分の上司に
なるのが明らかなタイミングでも
チョググの妻を有印私文書偽造で逮捕するという
離れ業をやってのけたわけです。



かなり長くなってしまったので
二つに分けます。
実は、書きたいことは
これでもまだ、半分くらいなのです。
続きは明日、というと、下手な連続ドラマのようですが
今日はいったんここで切って
明日は、このチョググを守ろうとして
どんな、あざとい工作が行われたかを
具体的にまとめてみたいと思います。