韓国なんて要らない(謝罪しません)

いずれは断韓すべきと考えている、韓国批判ブログです。「親韓派とのディベートに勝てる」、理性的な記事を目指します。タイトルは話題になった週刊誌から。ただし、私は謝罪いたしません。

芥川賞作家でもバカはバカ・平野啓一郎のインタビュー記事に思うこと

今日、ネットニュースを読んでいたら
こんな記事を見つけました。


芥川賞作家の平野啓一郎が
日韓関係に関して
メディアが無責任に
嫌韓をあおっているとしたうえで
とんでもないことを言い出しました。
以下、例によって例のごとく
無断転載をいたします。


転載元は
もう書かなくてもわかるよ、と言われそうな気もするのですが
一応、書くだけは書いておきます
朝日新聞のインタビュー記事です


「元徴用工問題の
 韓国大法院判決文も読まないような出演者
 にコメントさせてはいけない。
 みんなまず、あの判決文を
 読むべきですよ」


「判決文を読んで
 ショックを受けないはずは
 ありません」


「一人の人間として
 被害者を考えることが重要だ。
 元徴用工が技術を習得できると期待して
 応募したら、
 危険度の高い労働環境に置かれ、
 賃金も支給されず、
 逃げ出したいと言ったら殴られた。
 悲惨ですよ」


正直なところを申します
芥川賞をとっていても
おバカさんはおバカさんなんですね
ついでに言えば、
名古屋のいろはかるたは
東京のいろはかるたと少し違っていて
「あ」の項が
「阿呆につける薬はない」なのですが
失礼ながら
「平野啓一郎につける薬はない」というのも
作りたくなってきました。


ここまで、この方を阿呆扱いするのは
労働者を募集する際に
募集の職種と実際の職種が違うことなど
現在でも珍しくはないからです。
たとえば
ハローワークでは「一般事務」と求人を出しておいて
実際にはフォークリフトの運転をさせられた
という程度のレベルなら
私のまわりにはゴロゴロしています。
もっとも、これは労働基準法には違反しています
つまり、
現在の日本でも、労働基準法でわざわざそれを
禁じなくてはならないくらい
よく起きやすい話で
なにも、徴用工に限ったことではありません。


この方が
こんなブラックな募集詐欺ができないようにしよう、
というのなら
まだわからなくはないのですが
この方は、過去と現在の日本人の労働者には目をつぶり
戦前の徴用工に限定して
応募した職種と
違う職種で働かされるなんて
徴用工って気の毒すぎる、と
大ショックを受けているわけです。


こういうのを、表すいい言葉があります。
世間知らず、というのです。
この方、徴用工判決より先に
ふつうの新聞を
毎日お読みになって
世間についてお勉強をされた方が
いいのではないでしょうか


次に
戦前の労働条件の悪さについても
大ショックを受けているようですが
これもおかしな話です。
戦前の労働条件の悪さは
プロレタリア文学の主要なテーマとして
みっちりと書き込まれてきたではありませんか。


たとえば
十年ほど前に、どういうわけかベストセラーになった
小林多喜二の「蟹工船」など
一度読めば、労働者階級の悲惨さは良くわかります。
労働環境は劣悪でも、船の上だから逃げられませんし
もし逃げたりしたら、殴られるどころではなく
半殺しに会うことでしょう。


労働条件がどんなに悪くても逃げられない
このあたりは、貧しい労働者に関しては
定番中の定番の話で
「ああ野麦峠」の女工哀史にはじまり
 (あれは大竹しのぶが主演の映画になり
 大ヒットになったはずです)
今、BSで再放送されている朝ドラの名作「おしん」でも
「北の国から」の作家、倉本聡が脚本を書いて
毎日、朝ドラの前の時間に放送している
「やすらぎの刻~道~」でも
とにかく、戦前の時代の労働者を取り扱う作品では
ほぼ確実に出てくるくらいなので
これはもう、一種の常識と言ってもいいと思います。


つまり
戦前の労働条件の悪さは
日本中どこでも、誰でも同じだというのに
この方は、徴用工判決を読んで、
初めてそれを知って大ショックを受けている
ということは
この方は作家のくせに
(通俗的なテレビドラマは一歩譲って、
 おいておくとしても)
日本文学の大先輩の作品
特に小林多喜二を含む
プロレタリア文学の作品を
ただの一度も、ただの一作も
読んだことがないのです。
これは高校の文芸部にも劣るレベルです。
文学者として、
恥ずべき不勉強ではありませんか?


賃金に関しても
山のように反論したいことがあります


ここまででもあきれ果てましたが
こうまで読め、と言われる判決文なので
私も読むことは読んでみました


相したら、ますます驚きです。
むしろ、こっちを報道してくれればいいのに、と
言いたくなるような
まさに、「トンデモ」な事実が
浮かび上がってきましたが
少し長くなりましたので
この内容は、明日のブログで書くことにします