韓国なんて要らない(謝罪しません)

いずれは断韓すべきと考えている、韓国批判ブログです。「親韓派とのディベートに勝てる」、理性的な記事を目指します。タイトルは話題になった週刊誌から。ただし、私は謝罪いたしません。

見えてきたモンジェイン政権終わりの始まり

つい先日
「タマネギ男」チョググが法相を辞任しても
モンジェインの支持率は上がらないだろう
もう、チョググの辞任で政権を守れる段階は過ぎている
モンジェインとチョググはほとんど同視されていて
むしろ、モンジェインはチョググの任命責任を
問われることになるだろう、と書いたばかりです


今日、韓国の調査機関で
モンジェインの支持率が発表されました
チョググの辞任後初めての世論調査でしたが
その結果は、
少しばかり自慢めいていて恐縮なのですが
私の予測したとおりでした
調査会社は「リアルメーター」という
韓国内でも「政府の御用調査」と言われるほど
政府寄りの結果、というよりむしろ
ほかの調査よりも10%ほど政府に都合のいい
結果を出す会社のデータなのですが
 モンジェイン支持   41.4%
      不支持   56.1%


いよいよ、不支持の方がはっきりと多くなってきました
リアルメーターの出したデータでこれですから
ほかの調査会社では、モンジェイン支持は
30%台でしょう


ただ、こうなったのには
一つ大きな要因があります。
北朝鮮とのサッカーの試合です。


サッカーファンの方は、ご存じかもしれませんが
今ちょうど、サッカーの
カタールW杯アジア2次予選をやつています。
その中の一つ、韓国×北朝鮮の試合が
15日、北朝鮮のピョンヤンで行われました。


ほぼ30年ぶりの
ピョンヤンでの南北対決は
「歴史的な試合になる」と言われ
かなり注目されていたのですが
これが、とんでもない結果になりました。


そもそも、試合前から大荒れでした
北朝鮮は韓国の取材陣とファンの入国を拒否
テレビ中継も交渉が決裂したために
試合の中継はできず
試合後に韓国のテレビ局に
録画したDVDを渡すことになりました。


試合のチケットについても、
北朝鮮はずっと、売り切れたと報道していたのに
試合の当日になってみると
会場の金日成競技場には観客は誰もいませんでした。
前代未聞の中継なし、観客なしの試合となりました。


オマケに、試合の内容もひどいもののようでした。
「ようでした」というのは
試合の内容のDVDが公開されていないので
何が起きたか、良くわからないからです。
ただ、選手たちの話によると
「覚えていたくない試合」だったのは確かなようです。


伝え聞くところによると
北朝鮮の選手のラフプレーがひどく
ヒジ打ちは当たり前、ヒザをぶつけてきたり
空中戦では明らかに韓国の選手に
怪我をさせようとしていたようです。


その一番の理由は、北朝鮮の選手は「勝たなければいけない」
という点にあります。
この試合は、単なるスポーツの試合ではありませんでした。
その理由は、驚くべきことなのですが
このスタジアムの名前が
「金日成スタジアム」だからです。
偉大なる祖父、金日成の名を付けたスタジアムで
現在の「将軍様」、孫のキム・ジョンウンが
負けをさらすのは恥だから、という理由です。
このスタジアムで北朝鮮に勝ってしまうと
ロクな目にあいません。
以前、トルコのチームは
勝って帰るバスを取り囲まれたことまであります。


韓国との試合は0-0の引き分けに終わりましたが
これは、何よりの幸運だったと思います。
もし韓国が勝とうものなら
主力選手の二、三人は足を折られていたでしょう


試合を録画したDVDは
画質が悪い、とのことで
テレビでは放送されませんでしたが
よほど、腹に据えかねたのか
KFAは17日に、公式Youtubeチャンネルに
試合ハイライトを掲載しました。
再生回数は約100万回です


この様子を見て
おそらく、全員が思ったことは
北朝鮮と韓国との「融和」や「統一」など
本当にできるのだろうか、という
実に単純な疑問だったようです。
この期に及んで
まだモンジェインが主張している
2032年の韓国と北朝鮮とのオリンピックの共済
2045年を目標として打ち出している
韓国と北朝鮮の統一
これが、どこまで現実を無視しているかも
わかったようです。
これが、モンジェインが見限られる
大きなきっかけとなりました


というのは
モンジェインの本来の支持率、というよりも
韓国の左派の人数は、約40%強、というところです。
今まで、いろいろありましたが
今週になって
ずっとキープしていた40%の支持率が切れた
すなわち
このサッカーの試合の後で
本来の支持母体である、左派の人からも
モンジェインが見捨てられはじめた
ということを意味します。


スポーツは政治利用されるべきではありませんし
もともと、今回のサッカーの試合は
政治利用など考えていなかったものでしたが
文字通りの「なりゆき」で
実に重い政治的な意味を持ってしまったようです


モンジェイン政権の終わりの始まりが
見えてきたように思います。